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温度依存解析ソフト(VA2000)

温度依存解析ソフト

一般的に、液体の粘度は温度の関数であるといわれ、温度が1℃上昇すると粘度は5~10%減少するのが普通といわれています。
しかしながら、比較的濃度の高いサスペンソイド(Suspensoid)、例えば固体成分が50%の粘度-水サスペンションや20%以上のセメントペーストなどは、温度依存性が小さくそれほどでもありません。
それは、サスペンソイド粒子間の機械的相互作用が優勢であるために、溶媒の水の粘度変化は殆ど無視できるほど小さいからです。
粘度と温度の関係はアンドレードの式で表され、一般に一定の温度範囲ではlogηとI/T直線関係にあります。
温度依存解析ソフトでは、粘度ー温度の関係をグラフ化し、サンプルの特性値である固有定数を求めることができます。

アンドレードの式

【表示例】